不思議の国の軟体鉱物

2017-10

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行うべきは努力では無い -『ハチワンダイバー』-

『ハチワンダイバー』を読みました。
なかなか面白かったのですが、それ以上にこの漫画は
勝利への道程に関して、非常に興味深いものに思えました。

主人公童貞だしね。アニメ感想。
・デスノ
総集編。それとライト君の失恋。

・キスダム
え ネクロダイバーってなに。

・大江戸ロケット
実は面白い?

さて、まずはあらすじの紹介から。
主人公は将棋しか脳の無い無職童貞。賭け将棋で生計を立てており、
182勝0敗という驚異的な勝率を誇っていました。
しかしある日、噂で聞いた「アキバの受け師」と対局し惨敗します。
そのことをきっかけに将棋熱が戻った主人公は、
まずは散らかった部屋の掃除をするためにお掃除サービスに電話しました。
そうして主人公の部屋に来たお掃除メイド。
それはなんと主人公を負かした「アキバの受け師」で……
その後主人公はおっぱい揉む権利などを賭けて将棋をするのですが、
その辺は他の感想サイトの方が詳しいので、そちらで。

それで、この漫画で印象的だったのが、主人公の行動。
負け知らずの主人公が敵わない敵に会い、それに勝利することを目標とする
といった感じのよくあるパターンの話なのですが、
この手の話にありがちな「努力」というキーワードが全く見えないのです。

主人公が行ったことと言えば、ひたすら小さなプライドを捨てること。
「アキバの受け師」との対戦のために勝利の証である金を捨て、
大事な将棋の駒を売り、勝利こそがアイデンティティーであったのに
わざと負けるようなことをしたりと、ひたすら捨てています。
あとはただ、将棋をしているだけ。努力しているようには見えません。
つまり将棋に対する向き合い方を変える事で勝利に向かっているわけです。

この方法がとても興味深く感じました。
主人公は努力はしていないのですが、プライドを捨て経験を積んでいます。
自分を捨て、世界の強さを取り込むことによって強くなっているのです。
努力というものがある種自分を高めていく行為であるとしたら、
上記の方法は自分をまさに変貌させていると言えるでしょう。

世の中には私も含めて、努力が出来ない人間が大勢いると思います。
そういう人間こそ、『ハチワンダイバー』の方法を取るべきなのでは。
人間誰しも小さなプライドは持っていますし、
それを捨てるのはなかなか勇気のいることです。
しかしそれらの感情を押さえつけて、純粋にやりたいことに向かった時、
初めて道が開けるような気がしてきました。

そもそも、大成する人間は努力より経験を積んでいるような気がします。
いくら勉強しても実践なければ意味が無いことが多いですし、
むしろ実践の中で得られる知識の方が重要なのでしょう。
何より、1人で努力するよりも外界を相手に経験を積む方が
やはり楽しいことなのでは無いでしょうか。

大事なのは、1つの勝利のために1000回負ける純粋さ。
地道な努力、苦行に耐える必要はまったく無く、
苦汁をなめつづけることに耐えて己を変えれば良い。
己を勝利者とするための正しい方法は、まさにそれかも知れません。

というわけで、無職童貞に近い人は読みましょう。
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