不思議の国の軟体鉱物

2017-10

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ネタをひねりだす一日

卒業研究のネタと小説のネタを考えるのに必死な私です。
ゴールデンウィーク中はずっとこの2つを考えてるかも。
なかなか疲れる連休になりそうですよ、ハハハ……

連休と言っても最近あんまり学校行ってないから普段と変わらないのですが。

ダメ人間です! アニメ感想。
・アイマス
伊織がロボ萌えだったとは。

・ロミジュリ
ロミオが仮面男装の正体にすぐ気づいたのが、すげぇ。

さて、今日こそ小説です。
某先輩も小説書くのに苦労してるので、自分も負けずに頑張ろう……!



『Respective Tribute』 第4回

 車を降りた2人は、駐車場から建物内部へと移動した。3階建てのその建物はT字型の構造をしており、入口からは左右に廊下が伸びていた。右の廊下には白衣を着た者が2人いて、何かを話しながら奥の方へと歩いている。
 奈々子は入口の正面、受付の女性の方へ向かう。女性も奈々子に気づき、カウンターの下からストラップ付きのケースに入ったIDカードを2つ取り出した。
「ありがと」
 奈々子はそう言ってIDカードを受け取り、片方をアリスに渡した。アリスはそれを首から下げる。
「これが無いと入れないって、不便だわ」
「安全のためよ。これでも少しは防犯効果あるのよ」
「でも建物ごと壊されたら意味無いでしょ?」
 アリスの素朴な言葉に、奈々子はため息を吐いた。
「そんなことしたらすぐにバレるし、すぐに捕まるわ。危なすぎる」
「そういうものなのかしら」
 アリスはいまいち納得出来ないといった表情だった。いまだ「人間社会の」常識的な考えをしないアリスに、奈々子は時々呆れることがある。
「早く行くわよ。さっさと終わらせて、ご飯でも食べに行きましょ」
 奈々子は受付の右後ろにある扉の前で指の静脈とIDカードによる認証を済ませ、アリスと共に開いた扉の奥へと進んだ。

 扉の奥には長い廊下があり、その左右にはいくつも扉があった。
「Cの23号室だから……」
 奈々子は扉の上にある部屋番号を確認しながら歩く。
「いつ来ても嫌な感じがする場所だわ」 
 アリスが不満を漏らす。
「それは同感ね。こういう殺風景な場所って、人の感情とか無視しそうで」
「それってどういう意味?」
「こっちの言うことを聞かないってこと。どんなに文句を言っても、聞く耳を持たないでしょうね」
 アリスは少し驚いた顔をした。
「それは困るわ」
「そう、困るわね。でも大丈夫。どうにかして言うこと聞かせるから」
 奈々子は振り返り、任せなさいと言うように微笑んだ。
「なら安心、かしら?」 
 アリスもつられるように笑みを浮かべた。
「っと、ここね」
 奈々子はそう言って、ある扉の前で立ち止まった。
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