不思議の国の軟体鉱物

2017-08

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長くなる一方です

レポートやろうと思ったら1日が終了してた!
だ、駄目人間……!

でもアニメ感想はやる
・セイント・オクトーバー
話の展開が容赦無さ過ぎて凄い。


んじゃここからは小説です。
話が本当に進まない。これ、あとでまとめて読んだ方がいいですね。
話がわからなくなりますから。それか前回のを読み直すか。
どちらにしろ……手間を掛けて申し訳ない。



『Respective Tribute』 第8回

「で、それって結局どういうものなの」
「うんと……うまく説明できないけど、イメージから生まれたもの、って感じかしら」
「イメージって……誰の」
 眉間に皺を寄せ、アリスの顔は難しい表情を形作った。
「人間の、だと思うわ。人の色々なイメージを形にしたのが、私たちみたい」
 私たち――つまりアリスを含めた、大シンボルと呼ばれる存在。
「もっと具体的にならないかな。例えば、その、大シンボルのどんな所にイメージが現れてるのか、とか」
「う~ん……性格や見た目、あとは肩書きかしら」
「肩書き?」
「月の女神とか、守護の王とか」
 奈々子は思わず、口の左端に笑みを浮かべてしまう。いいじゃない。とても幻想的だわ。
「他には?」
「ぬいぐるみの女神や…………自由の女王なんてのもいる」
 ぬいぐるみ、という言葉に奈々子は口の右端にも笑みを浮かべた。完全に微笑んでいる。
「凄い。面白いわね」
 アリスは顔が少し赤い。
「恥ずかしい肩書きだわ。名前負けしてるもの」
「女神と女王で、何か違いはあるの?」
「そんなの無いわ。ただの肩書きよ」
「その肩書きが、大シンボルが表すイメージなのね」
 アリスは頷く。
「そうよ。性格とかと併せると、もっとそれっぽいから」
「へぇ……」
 ぬいぐるみの女神は見た目もぬいぐるみなのだろうか。奈々子はその姿を想像しつつ、ある事が気になった。
「アリスは……何」
 聞いて欲しくなかったのか、嫌な顔をするアリス。 
「答えたくなかったら、いいけど」
「笑わないでよ……夢の女王よ」
「夢の女王……」
 人間が夢に抱くイメージが、アリス。奈々子は少し感心した。
「なるほど、そんな気もするわね」
「どの辺が」
「なんだろう、好き勝手やってる辺り、かな」
 笑みをたたえて答えた奈々子に、アリスが反論する。
「生まれてから一度だって、本当に好き勝手出来た事なんて無いわ」
「まだ不十分だって言うのなら、本当にそれっぽいね」
 奈々子の話を聞きながら、アリスはスプーンを入れたままの口を尖らせていた。あまりにも露骨な、不満の表情である。
「羨ましいわ」
 奈々子の本心だった。
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