不思議の国の軟体鉱物

2017-10

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睡眠魔

目覚まし時計で起きて、まだ眠かったからもう1回目覚ましを掛けて、
それで目覚まし時計で起きて、まだ眠かったからもう1回目覚ましを掛けて、
それで目覚まし時計で起きて、まだ眠かったから……の繰り返しです。
もはや駄目人間。

どうして眠気が取れないのかねぇ。アニメ感想。
・エル・カザド
エリスの尻! エリスのむっす~! エリスのぷっく~!
そして変態の嫉妬と、百合! 萌え殺しと笑い殺しのダブルアタック!
どうしてこのアニメがこんなにツボに入ってるか謎。

さて、たまには小説です。自分で言うのもなんだけど、
ストーリーが進みにくい人物設定にしちゃったかも!!
良く喋る女2人が話し始めたら、そりゃ展開しないったらありゃしない!


『Respective Tribute』 第18回

「それじゃあまず、ホンシアについてもっと良く知りたいわ」
「分かった。さっきのプロフィールに大体のことは書いてあるから」
 そう言って奈々子はノート型端末の画面に再びホンシアのプロフィールを表示した。
「シュウ・ホンシア。24歳。シンガポール出身の華人。父親が企業の社長で、昔はそれなりに裕福な生活をしてたみたい」
「どうして、悪い人になったのかしら?」
「それは少し分からないわね。ただ、17歳の時に父親の企業が破綻、その少し後に両親が事故死してる。高校は卒業してるみたいだけど、その後の消息は不明。その辺りの不幸が原因だとは考えられるわね」
 ついさっきまで意気揚々という感じだったアリスだが、それを聞いていく内にどんどん消沈して行った。
「なんだかかわいそうだわ……」
「高校時代までの生活には特に問題は無し。警察に補導されたりも無し。本当にただの、幸せな女の子だったってわけ。なのに突然、全部が壊れたんだから。同情したくもな……ちょっと、泣かないでよ」
 アリスの目は既にうるうると涙ぐんでいた。先ほどまで闘争心を剥き出していたとは思えない、急激な変化だった。
 情緒豊かというべきか、情緒不安定というべきか。奈々子は以前アリスが「私たちと違って、人間は心がしっかりしている」と言ったことを思い出す。アリスだけじゃなくて、『構造体』で生まれた人間もどきは皆、精神不安定なのかしらね。奈々子はアリスの頭を撫でながら、その事についてもいずれ聞いてみることに決めた。
「続けるわよ」
 アリスは小さく頭を動かした。
「途絶えてしまった彼女の行方が明らかになったのは、テロ組織からだったの。ある企業役員に対する暗殺、それを実行したのが、組織に雇われた暗殺者、つまり」
「ホンシア……」
 微かに震えの混じった声でアリスが言った。
「そう。それが2年前。その後も、いくつかの事件で彼女が関わった証拠があった。活動地域は主に欧米だったけど、今回は日本。それで私にお役が回ってきたってわけ」
「どうして奈々子なの?」
「魔導士だからね。ホンシアが魔導士なのは既に分かっていたし、彼女は力も強かった。身柄を拘束するだけじゃなくて、ウチの部署が魔導士として欲しかったの。だけど身柄を確保するにも、居場所も分からなければ空を飛べる魔導士も他の任務でいなくて、それで仕方なく」
「仕方なくって……私って仕方なく、なの?」
「そういう意味じゃ無いわ。本当はこういう危険を伴うことは貴女にはやらせたく無かったのよ。だけど上からの命令には逆らえないし、貴女をいつまでも実験データを取るためだけの秘蔵っ子にしておくわけにも行かないから」
「それって、私を認めてくれたってことよね?」
「そういうこと」 
 奈々子が肯定すると、アリスの表情が再び笑顔を取り戻した。本当にせわしない娘だと、奈々子は笑みをこぼす。
「大丈夫、こう見えても戦いには慣れてるもの」
 その自信ある言葉を微笑みのまま受け取った奈々子だったが、内心では不安を感じていた。ただのやんちゃな少女にしか見えないアリスに、暗殺者であるホンシアを捕獲することが本当に可能なのだろうか。
 重要なのは、アリスの力量。どうにかそれを測って、駄目そうなら自分が良い作戦を立てないと。さもないと、襲撃は確実に失敗する。それは絶対に避けなければ。
「じゃあアリス、これからホンシアの手口と魔力について説明するから。対抗策を考えながら聞いてね」
 アリスが頷くのを見て、奈々子は端末の画面を切り替えた。
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