不思議の国の軟体鉱物

2017-10

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金髪少女作成に命をかける男

や、やっと『葛葉ライドウVS超力兵団』でアリスを作った……
ジオダイン、ディアラハン、電撃高揚、天命滅門持ち……
つまり強いスキルを持ってるってこと!
こ、これであとはクリアするだけだ……

え、2周目はハードモード? アニメ感想。
・デスノ特別編
マット君の出ないデスノートなんてメロの出ないデスノートと同じ。

・ロミジュリ
親父……死んだ?

・マイメロ様
斑鳩先生は私たちの同志だと思う。


さて、小説です。
いずれどこかにまとめて掲載したい所だけど……どうしよ。



『Respective Tribute』 第23回


 ホンシアがゆっくりと、アリスに視線を合わせる。
「や。また会ったね」
 片手を挙げてアリスに挨拶をするホンシア。
「昨日は驚かせちゃったかな。ごめんごめん」
 屈託の無い笑顔を見せる彼女を、アリスは油断せずに見つめる。何一つやましい事が無いような表情をしていても、相手は昨日、人を殺しているのだ。しかもこの場所で。
 なのに、この笑顔。油断出来なかった。
「まさか今日も会えるとは思わなかったよ」
「私も思わなかったわ」
「そりゃそうだよね。でも良かった、色々と話もしたかったから」
「何の話?」
「アナタの話。だって夜の空で知らない人に会ったのなんて初めてだし」
 それに気になる格好だったし、とホンシアは付け加えた。
「私の話」
 アリスは相手の言葉を反芻する。
「そう。英語が通じるけど、やっぱりアメリカ出身とか?」
 アリスは首を振って否定する。
「アメリカじゃないわ。生まれたのは……」
 『構造体』の話は他人にするな。奈々子との約束だった。
「……秘密」
 だから、そう答えた。
「秘密ね。じゃあ私も秘密」
 微笑むホンシア。私は知ってるのだけれどと思いながら、アリスも微笑んでしまう。
「日本には何しに来てるの?」
「えっと、お仕事よ」
「お仕事、ね」
 意味有りげに笑うホンシア。銃は下を向いていた。
「飛ぶのが上手みたいだけど、他の魔力も使えるの?」
「ええ。壊したりくっ付けたり、火をつけたり氷を作ったりも出来るわ」
「全部出来るの!?」
 驚いた表情を見せるホンシアに、若干アリスの緊張が緩む。
「そうよ、全部」
「凄いなぁ……私は飛ぶのが精一杯」
「練習すれば出来るんじゃないかしら?」
「練習したんだけどね。全然駄目だった」
 ホンシアは笑いながら言った。
「残念だわ、楽しいのに」
「飛んでるだけでも楽しいよ。あっ、そうだ!」
 何を思いついたのか、ホンシアが声を上げる。
「えっと、アリス。折角だからちょっと飛んで見せてよ。私より飛ぶの上手いんでしょ、アナタ」
 笑顔のまま、ホンシアは言った。だが、アリスは見逃さなかった。 
 魔導士は集中力が高い。大シンボルであり、人間以上の身体能力を持つアリスなら尚更である。ホンシアの右人差し指がさりげなく銃のトリガーに掛けられたことに、だから彼女は気付けた。
「まずはさ、くるっと1回転してみて」
 それは、戦闘開始の合図だった。
「えっと……」
 1回転すれば、背中も見えてしまう。それは出来ない相談だった。
 心を決めたアリスは、にこやかに、天使のような少女のような愛くるしさを湛えた笑顔でこう謝った。
「ごめんなさいっ」
 即座に背中に張り付けていたバールのようなものを上昇させて両手で力強く握り自分の腕力に加速度発生の魔力を加えた豪速の一撃を彼女は振り下ろした。
 視認不可能のスピードで振り下ろされたそれは、アリスの想像によるとただの峰打ちだった。バールのようなものはホンシアの頭部を打ち付け、彼女は頭上に星を回転させながら気を失うはずだった。だがそれは飽くまでアリスの予想であり、実際は人間を粉砕するのに充分な威力を凌駕していた。

 僅かに後退したホンシアがそれを避けられたのは、奇跡だった。
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