不思議の国の軟体鉱物

2017-10

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本気で寒い

晴れた日は30度近く。雨の日は20度くらい。
こりゃ地球温暖化じゃなくて太陽光線が原因だと考えた方が……
まぁ、地球温暖化って太陽光線の熱を二酸化炭素が逃さないようになり、
つまり直射日光の強さで温度が激しく変わるってことでも
あるような気がするんですけどね。

何にしても、突然寒いのは勘弁。アニメ感想。
・エル・カザド
やっと見た。良い終わり方だったのでいえっさ。

・ロミジュリ
何のために死んだか良く分からない人たちばかりでした。
バカップルは悪。

・ウミショー
適当に見るには良いアニメだったかもしれない。

・電王
侑斗が普通に格好良い。というか、ゼロノス頑張りすぎ。


さて、小説です。ゆっくり進んでます。
今年中に終わるのか本気で心配なんですよぉぉ……


『Respective Tribute』 第27回

「ここにはあと何日居るの?」
 エルザの問いに、ローエングリンはしばし沈黙した後、答えた。
「まだ決めていない。アリスが飽きる頃には出て行くつもりだが」
「もう飽きてるわよ」
 そもそも『構造体』の中が窮屈だから外に出たアリスだ。出来ればローエングリンだけここに置いて、自分だけで行きたかった。真面目なローエングリンは許してくれないでしょうけど。
「なら、もう外に出るか」
「……冗談よ。もう少しここに居たいわ」
 そう言うしかなかった。一瞬、エルザが不安な表情をしたから。
「ねぇ、ローエングリン。もう『女王』の命令なんて無視しちゃえば良いのよ。そうすれば外に出なくても良くなって、ここでゆっくり暮らせる。でしょ?」
 エルザの言葉の中の単語に、アリスは反応してしまう。
 『女王』――いつか、倒してみせるわ。
「そういうわけには……行かない」
 静かに首を横に振ったローエングリン。
「聖杯なんて物が何処にあるかは分からないが、命令は命令だ。アリスの社会見学のついでにでも、やらなければならない」
「ついでだったら、やらなくても良いのに」
 アリスは不機嫌そうに言った。
 ローエングリンが『女王』から下された命令、聖杯の探索。
 聖人の血を受けたその杯には神秘的な力があると、アリスはローエングリンから聞かされていた。だが、アリスにはさほど興味のある物では無かった。
 もし私が奪い取れたら、『女王』は嫌な顔をするのかしら。ちょっとした想像をする程度の興味。そんな物を探すより、ローエングリンにはエルザと居て欲しいわ。
「だが……正直な所、最近少し飽きてきた」
 ローエングリンの言葉に、アリスは少し驚いた。
 思い起こしてみれば、確かに近頃のローエングリンは人間都市に行っても外出せずに、ただ本を読んだり、外の景色を眺めたりと様子がおかしかった。
 あれはそう、聖杯探しがつまらなくなってきたって事だったのね。いつも「命令」で動いていたローエングリンがそのような感情を抱いてくれて、アリスはとても嬉しかった。
「そうよね。やっぱり飽きちゃうわ」
 嬉しさを口元に現しながら、アリスはうんうんと頷く。
「それなら、今回はゆっくりしましょう。せめて暑い夏が終わるまで、のんびりと」
「そうだな……それも良いかも知れない」
 それを聞いたエルザは、「本当!?」とはしゃぎ出した。
「それならローエングリン、ここに居る間、外の世界のことをいっぱい聞かせて欲しいの。今までちょっとしか聞く時間が無かったから、お願い」
 優しく微笑むローエングリン。
「ああ。話なら語り尽くせない位、山ほどある」
 エルザは『トルソー』の城主。アリスやローエングリンのような大シンボルとは違い、外に出ることは出来ない。城主として、『トルソー』を守らなければならない。
 ここは少し退屈だけど、そんなエルザが喜んでくれるなら良いわ。退屈しのぎにはそうね、ローエングリンと勝負するのが一番ね。ローエングリンに負けてばかりなのも悔しいし、ここに居る間に勝てるようになりたいわ。
 もし勝てるようになったら、ローエングリンも何か命令させてくれるかもだわ。そうしたらそうね、私一人で外の世界に行けるようにして貰って、ローエングリンにはずっと、エルザと一緒に居るように命令しちゃいましょう。
 ――それが良いわ、そうね、そうしましょう。
 
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