不思議の国の軟体鉱物

2017-08

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いちご舎の甘い罠

『ストロベリー・パニック』のDVDが全巻欲しくなってきた……

いや、要は『マリみて』とかの百合ブームに乗っかったやつなのですが、
チープさと一線越えちゃったキャラが面白くて……
例えば地球温暖化……
千華留さまとかル・リムメンバーも良いし……どうしよう。

中古で……いや、BOX出るまで待った方が? アニメ感想。
・クラナド
風子のコスプレがいっぱいみれたから、よし。

・マイユア
小学生と同棲した挙句添い寝だとぉぉぉぉ!? あと金朋。
正直、このアニメ『ジェニー』の次くらいに面白いと思う。

・グレンラガン
気合でなんとか動かせるのか……

・ガンダムOO
オペ子がいっぱい出てて嬉しい限り。コーラサワー不死身。

・電脳コイル
イサコ様が、デンスケがぁぁぁっぁあ!?
とりあえず猫目は腹を斬って死ぬべきである。
あと『ヘルシング』9巻で平野耕太先生が使っていた
「股間のオートマトンが電脳コイルを起こす」という表現は素敵。

・しおんの王
時代は女装少年?

・仮面ライダー電王
侑斗の格好良さは平成ライダー史上に残りそう。

・マイメロ
マイメロ様は……いや、もう何も言うまい。


さて、小説です。
どうでもいいけど上の普通日記と下の小説で
かなり温度差が違う気がするのは気のせいじゃない気がします。


『Respective Tribute』 第37回

「痛た……どうにか生きてるけど、脳震盪くらい起こしたかも」
 ゆっくりと起き上がり、うな垂れるようにベッドに腰掛ける奈々子。
「ご、ごめん……なさい……」
 完全に萎縮してしまった様子のアリス。奈々子はかぶりを振った。
「気にしないで。それより、最初の『ごめんなさい』の意味を、教えて欲しいんだけど」
「それは……」
 やはり言い辛そうなアリスに、奈々子は優しく言う。
「怒らないから。約束する」
 その言葉で僅かでも気が楽になったのか、アリスは小さく頷いた後、ゆっくりと口を開いた。
「ホンシアに……会えたんだけど……」
「だけど?」
「えっと…………逃げられちゃった……わ?」
 何故かアリスは疑問形のように語尾を上げた。まるで「これでいいのかしら?」と尋ねるように。
 これも嘘なのだろうか。奈々子にはそんな予感がした。
「そう、逃げられちゃったの」
「ええ……」
 アリスはまだ居心地の悪そうな顔をしている。
「大丈夫、怒らないって言ったでしょ。まぁ、奇襲作戦にしては単純すぎたし、相手に読まれたら失敗しちゃってもしょうがないね」
 だが失敗したのならアリスが無傷でいるのは何故なのか。そして、その事を報告しなかったのは何故なのか。まだ何かを隠していることは明白である。
「ホンシアと何か話した?」
「ええ。えっと……世間話をしたわ」
「世間話……それだけ?」
「……ええ、それだけだわ」
「そう……」
 突き続けたら白状するかしら。奈々子は無理矢理にでも真実を語らせるべきか考え、その選択を破棄した。
 何か、事情があるのかもしれない。だとしたら、それを考慮しない強引な追及は避けるべき。奈々子がそう考えるに至ったのは、ある推測があったからでもある。
「何にしても、無事で良かったわ。この件、腑に落ちないことが多すぎるから」
「腑に落ちないこと?」
 アリスの眼が興味有りげに揺らめいた。
「そう。特にホンシアの暗殺をテレビで報道していないこと、ホンシアの捕獲任務を私と貴女の2人だけに任せていること。この2つがどうしても理解できないの」
「あっ、そういえばテレビで見たこと無いわ、事件のことは」
「そうでしょ。ということは、狙撃事件は隠したい、って事だと思うのよね」
「隠したい?」
「そう。公にしないことで何かを企んでいるのかもしれない」
 疑問符を浮かべているかのように、アリスが難しげな顔をした。
「企むって、誰が何を企んでいるのかしら?」
「これは私の推測なんだけどね……多分、ホンシアの裏にいる人間は、それなりに影響力のある人間なんだと思う。それで報道を規制させてる」
「そんなに凄い人が、ローエ……ホンシアに命令をしているの?」
 アリスが思わず「ローエ……」という人名を口にしそうになったのに、当然奈々子は気付いた。しかし、そのことについては触れるかどうかは次の言葉に対する反応を見てから決めることにした。
 アリスが何を隠しているのか、奈々子はこの一言で判断するつもりだったのだから。
「そして、その人物は貴女とホンシア、もしくは他の誰かを会わせようとした」
「私と……ローエングリンを……?」
 心当たりがあるといった様子ではない。その誰かと、アリスは既に会っているのだ。奈々子は的を射たりといった風に微笑を浮かべる。
「ローエングリンって、誰?」
 アリスがしまった、という顔をして両手で口を押さえた。
 ローエングリン。有名なオペラの名前。アリスと同じく、多くの人々に知られる作品から取られた名前を持つ、誰か。奈々子はその正体を確信した。
 アリスが真実を話したがらなかった理由も察しがつく。アリスがホンシア捕獲に失敗したのは、そのローエングリンなる人物がいたからだろう。恐らく旧知の仲であるその人物が、何かしらの事情でホンシアと共にいる。敵に随伴する知人に、アリスは複雑な感情を抱いたであろう。その気持ちの整理が済んだかどうかも怪しい。
 だから、言わなかった。言えなかった。
 奈々子はそのように推察した。その人物との間に何があったのか、細かいことまでは分からないまでも。
 人物――そう言うべきでは無いのかもしれないと、奈々子は思った。人間ではなく、アリスと同じく人間の想念から作られた存在。
 大シンボル――そしてそれを使役し、警察組織を動かせる程の大物。
 超常の者と、暗殺者と、影響力を用いて。さらに、アリスまで引き入れようと画策して。
 仕組んだその先に、目的は、何か。
 事件を通じて言い知れぬ流れに巻き込まれてしまったことを、奈々子は悟った。
 アリスと共に、渦中へと。
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