不思議の国の軟体鉱物

2017-11

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

何故だか無性に『アイマス』がやりたいぞ!

それを我慢して小説書いたり卒業研究の作業したり、
それが正しい大学生だろ!! 人間だろ!!
と耐えながら頑張っています。

なんかおかしい。アニメ感想。
・みなみーけ
何か凄くエロいものを見たような見なかったような。

・バンブレード
たまちゃんの優しさに惚れそう。

・スケブ
能登ヴォイスの犬なんて天然記念物より価値がある!!


さて、小説です。眠い……


~『Respective Tribute』 第42回 ~

「それで、話って何かしら」
「話と言うか、そっちが何か聞きたいと思って。ローエングリンの事とか、気にしてるんでしょ」
 ローエングリン。アリスが一番聞きたかったことを、ホンシアは一番最初に挙げた。
「私が話せることなら、話すよ。その代わり、そっちが話せることも話して」
「私が話せること?」
「ローエングリンがどんな人なのか。私より付き合い長いんでしょ」
 その言葉からアリスは察した。ローエングリンがホンシアに対しても多くを語っていないことを。
「付き合いは長いかも知れないけれど、私にはもう何が何だか分からないわ」
「それをハッキリさせるためにも、ねっ」
 アリスの左手を、ホンシアの両手が包み込んだ。自身の手が武器を持たないことを強調するかのように。だけどそれは、暖かく。
「うん……そうね、そうしましょ」
 アリスは頷いていた。
「良かった。それじゃあ、どこから話す?」
 笑みながら首を傾げ、ホンシアが尋ねた。
「えっと、貴女とローエングリンは、どうして出会ったの?」
「私が今の雇い主に頼まれてね。今回の仕事を手伝ってくれそうで、優秀な魔導士が欲しいって。それで、私が色々探したら彼がコンタクトを取ってきたってわけ。無名の魔導士だったけど、魔力は強かった。信用は出来なかったけどね」
「信用ならないのに、どうして一緒にいるの?」
「雇い主がひどく気に入っててね。何か理由があるんだろうけど」
「理由って、何かしら?」
「さあ」
 肝心の部分が分からず、アリスは少しムッとした表情をした。この人と話をして、本当にローエングリンの心が分かるのかしら。
「ただ、目的が一致したんだと思う。そんな気がする」
「目的って、何かしら」
「それは言えないわ。トップシークレット、ってやつね」
「誰か……殺すの」
 ホンシアはその言葉に口をつぐんだ。そして、ゆっくりと頷いた。
「そう、殺すのが目的」
「それじゃあ、ローエングリンが誰かを殺しがっているってこと?」
 信じられない。ローエングリンが自分の意思でそんなことを望むとは、アリスには考えられなかった。もし誰かを殺すなら、それはきっとローエングリンではなく『女王』の意思。
 だけどホンシアはあの日に言った。そうではない、と。
「本当に、ローエングリンは『女王』の命令で動いていないのかしら」
「前にも言ったよね。私は違うと思う、ううん、思うだけじゃない」
 ホンシアは何かを払うかのように、首を横に振る。そして、低く力強い声で言い直した。
「絶対に、無い」
 その声はまるで、殺意のようだった。
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://longstraight.blog79.fc2.com/tb.php/271-e6b8cfc4
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

 | HOME | 

FC2Ad

 

『Respective Tribute』

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

リンク

このブログをリンクに追加する

プロフィール

kuroron

Author:kuroron
黒髪ロングストレート好きの20代メンヘラです

目撃者数

 

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。