不思議の国の軟体鉱物

2017-08

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さよならモラトリアム

今日で冬休みも終わりか……卒業研究本当にやらないと……
それにしても、どうも私はぬるま湯に浸かるとぬるく、
熱湯に浸かると熱くなる、まさに朱に交われば赤くなるタイプのようです。
これはちょっと根性叩き直す為にも、残りの学生生活はしっかりやらないとか……
とりあえずはちゃんと登校する所から……

片足奈落に突っ込めば強くなるぜ!! アニメ感想。
・H2O
OPと内容が違う。なんだこりゃ。

・ガンダムOO
タキシード仮面様、タキシード仮面様じゃないか!!

・ロザリオとバンパイア略してオパイ
オパイよりパンツだった。というかパンツ以外に内容が無いような気が……

・電王
キンタロスゥゥーーーーーーーーーッ!!!!

さて、小説です。
やっとここまで来た……ここから先は少し楽……かも。
とにかく、就職までに書き上げなければ……

~『Respective Tribute』 第47回~

「あっ……ごめんなさい」
 自分の無意識動作を謝りながら、アリスは曲がったフォークを指で挟み、擦った。魔力による圧力を加えつつ、元の形へと整えていく。
 その間、アリスの表情はどこか重苦しく、強張っていた。
「大丈夫……?」
 ホンシアの伺うような声にも、アリスは応えない。ただ黙ってフォークを見つめ、取繕うかのようにそれを直している。
 2人の間に漂う沈黙。真っ直ぐに戻ったフォークをテーブルに置いた後も、アリスはホンシアの方を見ようとしなかった。店の脇を流れる雑踏を、頬杖を突いて見つめた。
 アリスは不快感を徐々に追い払おうとする。街を歩く、人、人、人。この中には、決して『女王』はいない。傲慢であるあの女は、口で何を語ろうとも人間の群れの中に紛れはしない。しかしあの女と違い、自分はきっと紛れたいのだ。人間の中で人間として、ただの魔導士として。それでも夜は自分らしく空を飛び、何者にも縛られないでいたい。
 人であることと、自分であることの両立。アリスが目指すのがそれだとして――アリスが望むのはきっと、ごく普通の群集によって『女王』が蹂躙される様。傲慢さをまとった心も、しなやかな豪腕を振るう体も、すべてすべて。
 ――もちろん、私が倒した後でだけどね。
 自らの空想によって、アリスは呪縛とも言える『女王』のイメージを少しずつ崩していく。それと同時に、不快感も次第に薄れて行って……
 人波の先、アリスの目が捉えた。
 クマの耳を模したカチューシャ。こげ茶色のショートヘア。幼い顔立ち。ガラス玉の瞳。まるで人形のようなその顔は、まさしく――
「ベイビードール!!」
 アリスは立ち上がり、人波の向こう側に大声で呼び掛ける。突然の行為に驚いたのか、ホンシアは危うく椅子ごと後ろに倒れそうになった。
 道路沿いの手すりに腰掛けていた少女は1度だけ頷き、アリスの大声にも足を止めない通行人を掻き分けて直進する。その小さな少女が目の前に来た時、アリスは思わず抱きしめてしまう。頬擦りをされると、少女はくすぐったそうに眼を細めた。
 14,5歳の顔立ち、身長はそれよりも僅かに幼く。首から下はクマの着ぐるみを着て、首から上は茶色の髪にクマの耳を付けて。
 クマを真似する、その姿。
 大シンボル、「ぬいぐるみの女神」である。
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