不思議の国の軟体鉱物

2017-06

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

更新頻度がヤバいBlog

どうも、最近Blog更新が疎かな私です。
原因としては、mixiで結構書いてたりあと小説の進みが遅かったり、
そして『ポケモン』とか卒業研究とか……いろいろ。
せめて3日に1回は更新したいので、やる気出そうと頑張ります。
お-。

多分無理!! アニメ感想。
・シゴフミ
結構マトモだった。見よう。

・破天荒遊戯
かなり適当だった。見よう。

・カイジ
カイジいいことなし。

・狼と香辛料
もうロレンスがルル山にしか聞こえない。

・ドラゴノーーーーツ
GONZOパワーがギオに宿って変なポーズで敵を倒す!!

・銀魂
いろんな意味で酷い。というか、生々しい。

・墓場鬼太郎
水木さん、地獄からの生還とは……そしてどうなるネコ娘。

・クラナード
いや、良い話だった。泣きそうになっちゃったよ。力技。

・つるーちあーず
どうしてこのアニメこんなに魅力的に見えるのだろう理解不能だ大好きだ。

・グレンラガン
螺旋親父格好良過ぎ。熱いね、熱いよこのアニメ。

・のらみーみ
何気に面白くて困る。あぁ、困る。

さて、誰も読んで無いと作者が予想している中二病小説です。
本当に今年の4月までに完成するのか……!?

~『Respective Tribute』 第51回~

 その夜、アリスとホンシアは大量の紙袋と共に待っていた。
 ホンシアとアリスが最初に出会った場所であり、アリスとローエングリンが再会した場所。その場所に聳える高層ビルの屋上で、彼女たちはローエングリンを待っていた。
 そういえば、とアリスは気が付いた。退屈な世界の外へ、いつだって屋上から飛び立っていたことに。懐かしい自分らしさも、新しい誰かも、全て屋上から会いに行った。
 空に近い屋上の先にこそ、自分の求めるものがあるのかしら。アリスは誰も来ない夜空を見上げながら、そんなことを思い始める。
「遅いね……」
 ホンシアがため息のように呟く。昼間、オープンカフェで『女王』の写真を見たアリスは、有無を言わさずホンシアに連絡させた。その連絡に応え、ローエングリンは約束した。この時間、この場所で会うことを。
 アリスには会う必要があった。ローエングリンは『女王』の忠実な部下なのだ。それなのに裏切るとは一体、どんな理由の上で。その事情次第では――いや、既にローエングリンの事情などアリスの判断材料と成り得ない。賽は投げられたのだ。アリスの心は、その覚悟を決めていた。
 夜空の一角が不意に歪み、人工の光がそれを照らし出す。
 来た。
 アリスとホンシアは、ほぼ同時に空中へと舞った。彼の本心を、聞くために。

 その夜、奈々子もまた人を待っていた。
 指定されたホテル8階のレストラン、入口から見て右手、窓際の角席。壁を背にした席に座り、奈々子は頬杖を突きながら入口をじっと見つめていた。
 ここに来るのは陰島俊二本人なのか、それとも部下なのか。本人が来る可能性は低い。信用度がはっきりとしない相手に会うなど、そんなリスクを負う必要は無いはずである。そうは分かっていても、奈々子は陰島俊二の顔がレジスターの横を通り過ぎる瞬間を、今か今かと待ち侘びていた。彼の本心を、聞きたいために。
 そして、その時が来る。写真で何度も見たあの初老の男性が、入口からこちらを向いた。奈々子が立ち上がり、斜め15度の角度でお辞儀をすると、陰島は満足げな笑みを浮かべながら奈々子の座る席へと歩み寄った。
「警戒もせずに来るとは、大したお嬢さんだ。会えて嬉しく思うよ」
「これでも充分なくらい警戒しています。失礼に当たらない程度には、ですが」
 陰島はちらりと、自身の右側を見た。
「まぁ、いいだろう。座ろうじゃないか、お互い」
 陰島が向かいの席に腰掛けてから、奈々子もゆっくりと腰を下ろした。
「さて」
 奈々子は陰島の後ろに立っている若い男に目の焦点を合わせた。ブラックスーツの長身に、オールバックの黒髪。陰島俊二の秘書、神崎忠光。陰島の一族にいる3人の魔導士、その1人である。
「遅ればせながら、自己紹介だ」
「それなら、私からさせて頂くのが筋だと思いますわ」
「そんなに畏まらなくても良い。君のお父上とは、何度かお会いしたことがあるのだから」
 その言葉に、奈々子の眉がぴくっ、と反応する。
「父は……この件には」
「全くの無関係だ。心配しなくても良い」
 奈々子は内心安堵した自分に気付き、複雑な気分になった。どこかでまだ、理想像の父を信じている自分が情けなくなりつつも、その感情の発露を必死に押さえた。僅かな動揺すら、この場では命取りになるかも知れないのだ。
「心配など……私はただ、貴方のやろうとしている事、それを少しでも知りたいだけなのです」
 陰島は歯が見えるほどニヤリと、口を歪ませた。
「少しとは、これはまた。謙虚と言うよりもむしろ、卑屈に見える」
 ジェスチャーの如く、陰島は伏せていた両掌を天井へと翻した。
「全部だ。可能な範囲でだが、全部教えて差し上げよう」
 予想外の言葉に、奈々子は面食らった。その動揺が表情に表れてしまったからなのか、陰島は「フフッ」と笑った。
「さて、何から話すべきか」
 顎に右手を当て、考え始める陰島。
「……おっと、忘れていた」
 顎に当てていた手を今度は胸に当て、彼はこう言った。
「陰島俊二と申します。どうぞ宜しく」
「……志村奈々子です。宜しくお願いします」
 奈々子は思う。どうして魔導士というのは変わり者しかいないのだろうか、と。
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://longstraight.blog79.fc2.com/tb.php/288-cd8812f3
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

 | HOME | 

FC2Ad

 

『Respective Tribute』

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

リンク

このブログをリンクに追加する

プロフィール

kuroron

Author:kuroron
黒髪ロングストレート好きの20代メンヘラです

目撃者数

 

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。