不思議の国の軟体鉱物

2017-08

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口座開設、失敗!!

どうも、口座開設に失敗した私です。
引越し後じゃないとどうも銀行口座開設が出来ないようです……
最初の電気代やら水道代はコンビニ決済になりそうだなぁ。
地方民には都会は厳しいのかも……

それ以上に小説が進まない!! アニメ感想。
・破天荒遊戯
くそ、来週で最終回なんて信じられない……

・バンブー
安藤!!

・ARIA
アリスの学生服もこれで見納めですか……

・カイジー
焼き土下座大人気。

・わっち
借金があってもわっちがいれば……いいのかなあ。

・ドラゴノーツ
ギオはそんなにオタクが嫌いなの?

・銀魂
ひでぇ。

・墓場鬼太郎
ギター吸血鬼の格好良さは不思議。

・ちゅるーてぃあーず
乃絵はいっそ私がゲットする!!

・クラナード
風子はいっそ私がゲットする!!

・グレンラーガン
シモンさんの雰囲気が一気に変わった。

さて、黒歴史小説です。
表現力無いんだなぁ……私ってやつぁ。

~『Respective Tribute』 第62回~

「あの速度、あの重量を衝撃破砕で……」
 目の前の出来事が信じられないといった表情で神崎が呟く。
「忠光」
 険しい顔で『女王』を見つめながら、陰島は神崎の名を呼んだ。
「私が足止めをする。全速で屋敷に飛び、迎撃の準備をしろ」
 薄手のロングコートに付いた土埃を払いながら、陰島はゆっくりと立ち上がった。
「急げ」
「待ってください、足止めなら私が……」
「黙れ!!」
 突然に怒号を浴びせられ、神崎は思わず身を竦める。
「思ってもいなかったのだ……1対1で戦える機会が訪れるなんてことは。そんな機会を前にして、私に逃げろと言うのか。それともナニか? お前は私が負けるとでも思っているのか?」
「そんなことは……」
「なら、早く行け。意地でも『女王』を連れて行くから、特に狙撃手の準備を怠るなよ」
「当然です」
「それとだ……」
 陰島は神崎へと向き、穏やかに微笑んだ。
「元気でな」
「叔父上……」
 そう言った直後、神崎は未練を断ち切るように陰島に背を向け、別宅の方向へと豪速と言うべき勢いで飛んだ。
 飛行が巻き起こした風が砂埃を巻き上げ、陰島はそれを払いながら一歩一歩、『女王』へと近づいて行く。
「申し訳ありません。お待たせしてしまって」
 陰島の言葉に『女王』は首を振った。
「心の通い合った主従関係を見せて貰ったのですから、お気になさらずに」
 『女王』の表情が分かるくらいの距離まで近づいた所で、陰島は足を止める。
「最高の賛辞を賜り、恐縮です。それと『女王』陛下、お互い堅苦しい建前や言葉は捨てませんか? なにせこれから、殺し合いをするわけなのだから」
 それを聞いて『女王』はニヤリと笑んだ。
「建前か……先ほどの言葉は本音のつもりなのだがな、陰島俊二よ」
「だとしたら、よほど人間に興味が御ありのようで」
「その通りだ。さもなくば人間の振りをすることも無く、君と戦おうとも思わなかっただろう」
「ならばもう少しだけ、会話する許可を頂きたいんだがねぇ」
「許可するまでも無い。戦う相手をより良く知るために、私も君の話が聞きたいのだ」
「それはそれは。嬉しいことだ」
 『女王』と眼を合わせたまま、陰島は右へ右へと少しずつ歩を進める。
「それでは『女王』、まずどうしてこの場所で待ち伏せたのかを聞かせて欲しい」
「魔導士としての君に興味があったからだよ、陰島。君ほどの力を持つ魔導士は私の部下にも数少ない。人間だろうと、我々だろうと。だから1対1、決闘という形で敬意を示すことにした」
「なるほど……」
 右へ。
「それはまた、心から恐れ入る。私の如き老人をそこまで評価してくれるとは」
「年など関係は無いさ。私は君よりも年上なのだから」
「とてもそうは見えないが、本当ならそれは羨ましいことだ」
 右へ。
「ところで、車の代金は補償して頂けるのかな?」
「危険運転致死、というより殺人未遂に眼を瞑るのだ。お互い、細かいことは気にするべきでは無い」
「ははぁ、人並にユーモアはあるようで」
「大切な人から学んだのだ。彼という人間がいたからこそ、私は人並になれた」
 彼という「人間」、陰島はその言葉が少し気になった。
「その辺りの話には興味を引かれるが、プライベートを詮索するのは良くないな」
 右へ。
「情が移って、手加減してしまいたくなるもので」
「その程度の男ではあるまい、君は。さて、次は私が質問させてもらう」
「どうぞどうぞ」
「何故、私と戦おうと思った」
「決まっている。名実共に英雄になれるからだ」
 右へ。『女王』が歪んだ笑みを浮かべた。
「人外の首領を倒す、確かにそれは英雄であるな」
「昔から思っていた。自分に特別な何かは出来ないものか。夢物語のような能力、成功は得られないものかと」
 さらに右へ。
「そして、それを諦め続けてきた。10年前まで、ずっと」
「魔力によって、君は自分の可能性を得たということか。それは喜ばしい」
「それで以って魔力をもたらしてくれた貴方に牙を剥くとは、我ながら浅ましいとは思うがね」
「そうなることも承知の上だ。勿論、自己防衛もさせて貰う」
「そうか……」
 道路と田畑の僅かな段差を越え、陰島の右足がアスファルトに触れる。道路に上がろうとする陰島を、『女王』はまるで見守るように見つめた。
「飽くまで防衛行為しかしないと?」
「そうではないさ」
「それは安心した」
 陰島の両足がアスファルトを踏みしめる。その前方には『女王』、その後方には別宅への道。陰島はようやく『女王』の前に立ちはだかることが出来たのだ。
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