不思議の国の軟体鉱物

2017-10

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こいしい

どうも、恋しいです。
引越し当日に「荷物が多すぎる」という理由で後日運ぶことになった
漫画とか本とかゲームとかCDとか色々がッ……!!

とりあえずあんまし覚えてないアニメ感想。
・バンブーブレード
鬱展開が早くも終了してよかった……

・ARIA
アリスがいちいち赤面して困る。

・カイジー
指切断機って結構使っているのだろうか。

・シゴフミ
東京MXでやってたからついつい視聴。チアキが可愛いと思うのですが、どうか。

・ウェルベールの物語
『ガラスの艦隊』じゃん、これ!!

・ドラゴノーーツ
なんかもうどうでもいいや。

さて、黒歴史小説です。
全然進まないけど、絶対に最後まで書き上げて見せますとも……

~『Respective Tribute』 第65回~

「迎撃準備は?」
 神崎は扉を開くと同時に言った。扉の先は書斎へと続く廊下、そこに待っていたのは全身を白に染め上げたローエングリンだった。
「へぇ……それがお前の本来の姿ってわけか」
 黒かった髪の毛は白くなり、全身を覆う革製らしき衣服、ブーツまで真っ白である。白くないのは肌と眼と、鈍く光る刃のみ。
「俺に与えられた、正装だ。『女王』と戦うのに相応しい姿は他に無い」
「志気が高まるのなら何でも良い。それで、準備の方は」
「狙撃手の配置は間もなく完了する。それ以外の兵も指示通り、3人1組で待ち伏せの準備に入っている」
「各兵の交信状況は?」
「良好だ」
「ホンシアたちは?」
「近くまで来ているようだが、間に合うかどうか分からない」
「頼れそうにないな……」
 自分なりに最善を尽くした指示をしたが、神崎は一抹の不安を覚えていた。
 3人1組での行動――集団で一斉に襲い掛かる手もあったが、『女王』があのか細き豪腕で1人でも殺せば恐怖は一瞬で伝染し、全滅は確実だと予想された。むしろ狭い廊下での待ち伏せを複数用意し、流れ弾の1つでも当たることを期待する方が確実だと、神崎はそう判断した。
 各所に設置された監視カメラで『女王』の位置を捉えつつ連携すれば、狩りのように追い込み、『女王』を仕留めることが出来るかもしれない。たとえ『女王』といえども、手の平で転がされては無力なものだろう。
 だが、それら全てが無意味になる予感を神崎は払拭することが出来ないでいた。高速で走る乗用車1台を難なく破壊したあの力に、果たして不可能などあるのか。
 『女王』の可能性が脅威となって、神崎の不安を煽り立てる。
 頭を振り、神崎は冷静を保とうと務めた。自分の主人が今まさに戦っているのだから。紛れも無い化物にたった1人で立ち向かっているのだから。
 神崎はローエングリンの横を通り過ぎ、書斎へと入った。部屋の片隅に置いてある服と十数本のナイフ、神崎のための装備。
 神崎はナイフの1本を取り、握り締める。主の無事を祈るように。戦う勇気を得るように。
 震える手が治まるまで、神崎は無言でそのナイフを握り続けた。
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