不思議の国の軟体鉱物

2017-10

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

睡魔め……

どうも、最近睡魔に負けている私です。
おかげで筆が進まない……くっ!!

というわけでアニメ新番組チェックとか。
・RD潜脳
犯罪だ!!

・フタコイ
桜月姉妹に最後の最後で傾きそうに。

・セキレイ
おっぱい見飽きたーーー!

・魔法遣いに大切なこと
それは背景とキャラの作画のギャップ!!

・スケアクロウマン
ちょっと面白いぞ……スケアクロウさん顔怖いけど。

・アンティーク
こんなにホモってたのか……

・ひだまりスケッチ
リヤカー……

・しゅごキャラ
メガネも苦労してるなぁ……

・鉄腕バーディー
みずほ先生はいませんか?

・ブラスレイター
ジョセフの不幸っぷりは世界名作劇場並

・RRR2
オレンジが格好よすぎて仕方ない。

・ファイアボール
第1話再放送だった。 私たちの戦いは始まったばかりよ!!

・夏目友人帳
なにげに面白い。ババア良いキャラしてるよババア。

・ワーデス6人
クマーーーーー!!

・ストライクウィッチーズ
スカートはけよ……

さて、黒歴史小説です。全然進まない!!!

~『Respective Tribute』 第79回~

  ローエングリンの全神経は視覚と聴覚に注がれていた。その2つが受信する敵の動作に対し彼の剣は反射的に振られ、敵はそれを避けつつ新たな攻撃動作へと移る。既に数分間、それが続けられていた。
 草を撫でるほどの低空を、『女王』は氷上の舞姫のように高速かつ機敏に飛行している。だが踊るような飛行はそれとは正反対の醜いものにも似ていた――まるでそれは蝿の様であった。
 その動作から繰り出されようとする攻撃を、ローエングリンは剣による牽制で防ぐ。一方的な防御、だがそれはむしろ彼にとって好ましい状況と言えた。『守護の王』の称号通り、彼は防戦を得意としているためだ。
 だが、防戦を主柱として勝利するためには相手の力が重要であった。力を浪費させ、疲弊させるか。力を受け流し、隙を狙うか。ローエングリンにはそのどちらも『女王』に通用するとは思えなかった。
 守から攻に転じる瞬間、優劣が完全に『女王』へと移ってしまう。その一瞬を『女王』は決して見逃さず、正確に急所を打ち抜くであろう。第三者からの介入があれば別かも知れないが、期待できなかった。
 嘘を吐いてしまったホンシアには見放されたに違いない。たとえ彼女にまだ狙撃を行う意志があったとしても、この速度で動く『女王』を撃つ事は無理だろう。そしてアリスは、恐らく『女王』の部下と戦っている。助太刀は望めない。
 そう結論していた彼は、だから剣で牽制し続けた。『女王』が攻撃を仕掛けてくる方向へ、『女王』が仕掛けるも早く刃先を向ける。それが彼の導き出した最善策だった。攻撃が最大の防御となりうるように、防御もまた最良の攻撃となりうる。『女王』の威力、それは利用すべきものであった。速度は相対的であり、神速に対しては不動の刃すら恐るべき凶器である。
 そう、ローエングリンは期待していた。『女王』が僅かに目測を誤り、自ら刃に触れてしまう事を。切り株に兎がぶつかる事を待つような、愚考かも知れない。それでもローエングリンが生き残る道は他に無かった。
 『女王』の殺戮円舞の真っ只中で、彼はまだ生きることを諦めていなかった。相打ちですら覚悟していない。守り続けることによって、自らを貫き通すことによって、彼は『女王』の打倒を成そうとしている。
 そんな彼の心理を嘲笑うかのように『女王』は寸分も刃に触れる事は無く、ローエングリンの身体に傷を付けることも無い。傍目から見ればローエングリンと踊りを愉しんでいるかのようにも見える動作、そして事実彼女は笑っていた。
 殺す者と殺される者、立場は歴然としていた。『女王』の余裕を目が捉えた時、ローエングリンの心を過ぎった逃避の一手。気まぐれで生かされているであろうこの防戦一方に、ほんの少し反撃の動きを加えたならばどうなるか。『女王』は予想外のことに対応できず、胴を裂かせてくれるのでは無いか。
 その淡い期待をローエングリンは振り払う。防御で手一杯の現状からさらに反撃動作を加えた所で当たるはずは無かった。ただ守ること、それだけが彼に許されていた。
 何度目であろうか。『女王』の動作に合わせてローエングリンが剣を振った時、『女王』が彼から離れた。剣の届かない位置で『女王』は直立し、獲物を狙うかのようにローエングリンを見つめている。
 僅かに余裕の生まれたローエングリンは剣を構えたまま、その意図を探ろうと訝しげに『女王』を睨み返した。そして彼はふと、気付く。何故『女王』は狙撃手であるホンシアがいる中、動きを止めているのだろうかと。『女王』の性格上、死に直結するミスを犯さないはずなのに。何かが、おかしい。
 『女王』が目線を上に向けたとき、冷や汗がローエングリンの頬を伝った。じっとしてていても撃たれない状況になった、その理由は至極簡単だった。
 ホンシアはもう、死んでいるのだ。
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://longstraight.blog79.fc2.com/tb.php/325-88f94f1f
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

 | HOME | 

FC2Ad

 

『Respective Tribute』

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

リンク

このブログをリンクに追加する

プロフィール

kuroron

Author:kuroron
黒髪ロングストレート好きの20代メンヘラです

目撃者数

 

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。