不思議の国の軟体鉱物

2017-06

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

『Respective Tribute』 最後まで読んじゃった人向けキャラ解説その2

 前→キャラ解説その1

 さて、今回もキャラ解説です。主に敵側の。
 本作品で人が死にまくった理由も明らかに!?


・エルザ――とにかく、かわいそう
 元ネタはやはり戯曲『ローエングリン』です。本作品ではとにかく可哀想な女の子なのですが、フォローはありません。というより、フォローできるほど軽い悲劇では無いのです。
 「聖杯」とやらは世の中の色々な作品に登場するわけですが、この子に埋め込まれたのはせいぜい不老半不死を実現する程度なので『インディ・ジョーンズ』に出てくるやつくらいの効力です。そんなもののために大切な人が振り回され、挙句、その人が殺されてしまうのだから悲しいことです。
 エルザは「大シンボル」ではなくただの「シンボル」です。大シンボルは複数ある『構造体』の中でも最も巨大で設備が充実した一機で造られる、外界活動も出来る高性能品。一方、ただのシンボルはそれ以外の『構造体』で造られた大量生産品で、『構造体』の守護や管理を行うのが任務です。
 各『構造体』には『女王』やエルザのようにそれを治める城主が存在しますが、城主の間で上下関係はありません。しかし、大シンボルが製造できる特別な一機を治める『女王』の権力が最も強大だと言え、それを危惧する者もいるでしょう。エルザはそんな前城主によって強力なシンボルとして造られたものの、無茶な製造によって不安定な肉体となり、それを安定させるために聖杯を埋め込まれました。それが逆に『女王』の注意を引き、危険を高めてしまったのは皮肉な話です。
 出番は凄い少なかったのですが、ローエングリンが戦う理由なので重要なキャラでもあります。


・機関長――まだ書いてない物語のネタバレ
 『構造体』の技術的な管理者で、その意味では『女王』よりも強大な存在とも言えます。
 本作品で謎だった部分のほとんどを説明できるネタバレの塊なはずですが、続きを書く精神力が無いので永遠に謎です。
 続きを書いて欲しい人は私のやる気を100倍にするか、私が自分の文章に自己嫌悪しなくなるようめちゃくちゃ褒めるか、屏風から虎を出してみてください。


・ベイビードール――ぬいぐるみとは、何か
 元ネタになったのは田村ゆかりさんの歌『fancy baby doll』と『lain』のクマさんパジャマ。加えて、インナーウェアのベビードールも。名前有りきのキャラですね。
 「ぬいぐるみの女神」という称号に相応しく、愛くるしい存在であります。しかし、このぬいぐるみの所有者は『女王』であり、彼女の愛玩を失わないためならある程度のことはします。それでも彼女は、誰からも愛されるぬいぐるみで在りたいと願っています。彼女の優しさは、誰からも愛されたいという願望そのものです。
 アリス側と『女王』側の間で漂う少女は、ちょっとズルイようにも思えます。しかしその優しさは、多くの人にとって癒やしに成りうるでしょう。好きですよ、このキャラ。


・カレン――報われない信奉者
 元ネタはアンデルセン童話『あかいくつ』のカーレンです。絵がロリロリで話題になったアレ。
 『女王』に忠誠を誓い、大シンボルにとって敬意すべき存在であるはずの人間を容赦無く殺します。殺しまくります。『女王』が己の道を進めるように、「靴」としての役目を果たしまくります。
 行動原理が分かりやすく、それ故に慕っている『女王』からは寵愛を得られないという不憫な娘。別に『女王』が少女好きのレズビアンだからというわけではありません。『女王』からの信頼はちゃんと得ています。
 戦闘シーンでは出番が多いけど、キャラ的には広げづらいので永遠にサブキャラです。やべぇ、人気無さそうで凄いカワイソ!


・『女王』――物語を血塗れにした元凶
 元ネタはCymbalsの『アメリカの女王』という曲なのですが、ということはアメリカの擬人化であると言えます。また、アリスに対する『女王』なので『不思議の国のアリス』のハートの女王も元ネタです。首をはねておしまい!
 本名(と言うべきなのでしょうか?)であるルーシーは、アウストラロピテクス・アファレンシスの化石であり――よって、ビートルズの『ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイヤモンズ』であり、スヌーピーが出てくる漫画『ピーナッツ』のルーシーであり、『多重人格探偵サイコ』のルーシーであり、『エルフェンリート』のルーシーであり、『ToHeart2』のルーシーであります。つまり、異質な存在なのです。
 元ネタをまとめると、尊大で異質で血なまぐさい存在ということになります。まんまその通りのキャラになり、それによって多くのキャラが犠牲になりました。『女王』は容赦しないのです。ご都合主義が無いと、キャラは生き残れないのです。
 この人の発言に一点の嘘偽りも無く、全ては正義なのですが、そのためなら殺人も厭わない冷酷な存在です。自由は命あってのものであり、自由は平等だからこそ謳歌できる。そんな考えを持っているキャラだと思うのですが、だから己の命を守るためには他人を平気で殺し、相手の殺意に応じた処置を行うわけです。また、武器を使用してないのも相手の武器を壊せるのに自分だけが武器を持つのは不公平だからでしょう。
 彼女の最終目標は人類の数を増やすことです。そのために発展途上国の開発を進め、資源採掘能力を進め、いずれ月などへの移民を行えるように技術力を進めるのが、『女王』の敬意なのです。人類の命、それによって生じる人類の自由が、全てに優先されるのです。そのためには、あらゆる力を利用するでしょう。
 とにかく、我の強すぎるキャラなので敵も多いし賛否両論あるキャラだと思います。作者としては魅力的なキャラであると同時に、危険なので殺すべきだとも思います。でも強くて死ななかった。うーん。
 大胆不敵なようで、自分が死ぬようなリスクはしっかりと部下に排除させている辺りが、このキャラの真の強さです。容赦もしないし、軽視もしない。油断はたまにするから、重傷にはなりました。
 続きを書くとしても、この人はずっとラスボスでしょう。人類全体の利益を考えるルーシーと、自分の周りの人々を想うアリス。『女王』と少女。自由と夢。並走すべきものが、人格を持つことで直交する。それぞれの、敬意によって。
 その決着を付ける意味など無い、というのが続きを書く気を起こさせない要因のひとつでもあるのですが、さっきも述べたように虎を屏風から出したりしたら考えます。
 
 
 人物解説はこれで終わりです。まだ分からない所も多々あると思いますが、それは作者の至らない所であります。下手くそです。それでも読んでくれた方には、感謝しかありません。
 そして物語の続きは大まかなプロットだけアイデアとして存在しますが、文章になる予定はありません。だから虎を
 
 さて……他に解説すべきことはあったかなぁ……


 次→twitterでなんか要望があれば語ります

スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://longstraight.blog79.fc2.com/tb.php/496-c0310d7a
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

 | HOME | 

FC2Ad

 

『Respective Tribute』

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

リンク

このブログをリンクに追加する

プロフィール

kuroron

Author:kuroron
黒髪ロングストレート好きの20代メンヘラです

目撃者数

 

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。